「洗濯」小江戸川越散歩455
独身時代、銭湯に行くついでにコインランドリーで細目に洗濯はしていた。
ある時、友人が持っていた二層式の洗濯機で洗濯をすると「泥水」のような汚れが出てきて驚いたことがある。
一回100円のランドリーの洗濯機が洗濯をする様子を観察をしてみると汚れが落ちない理由がよく分かった。濯ぎの水が殆ど出ていないのだ。
その間近所の病院の人が包帯らしきものを大量に持ち込んで洗っている。一回100円に多くは望んではいけない。
洗濯機を置けるようなアパートではなかったが、表に井戸とタライと、洗濯板がある。大家さんが「勝手に使っても良いよ」と言うのでしばらく使ってみた。
コツがあるみたいで、生地はくたびれてくるし、パンツのゴムも伸びる。意外と難しいのである。
さすがに冬はやる気が起きない。昔の人は働き者だといつも思う。
次に住んだアパートには二層式の洗濯機を置ける所にした。現在の全自動洗濯機。濯ぎの水が少ないような気がするのは気のせいなのだろうか?