「チャンネル闘争」小江戸川越散歩473
我が家にはカラーテレビが一台と白黒テレビが一台あった。
当時は巨人戦が毎日のように行われていて、アンチ巨人の親父がブツクサ言いながらカラーテレビを見はじめる。
プロレス中継がはじまると、婆さんがテレビを見はじめる。
歌番組がはじまるとニキビ顔の兄貴がテレビを見はじめる。狭い家中、真理ちゃんのポスターだらけだ。
小学1年だった自分はアニメやドリフ。
くだらない争いが起きる。
中学3年の夏、貯めていた貯金に少し足してもらって買ったのが、ラテカセとヘッドフォンだったから、専用のテレビには憧れがあったのだと思う。
デストロイヤーの流血のプロレスも、お笑いもそんなに見る機会はありませんでしたが、昭和を思い出す一人ですよね。
昭和をテーマに、この看板を作られたのは学生さんのようで、昭和とデストロイヤーが結びついたのは面白い選択ですよね。
※ラテカセ(ラジオ+テレビは5インチの白黒+カセットテープの一体型)