「放課後のキャッチボール」 小江戸川越散歩186
2018/09/18
次男坊が「大リーガーイチローの少年時代」なんて本を図書室から借りてきて
すっかりと感化されている。
学校から帰るなり、キャッチボールに誘われた。
練習といっても、狭い公園だから専用のユーボールを軽くほおる。
フニャフニャのゴムボールで打つ練習である。
ボール遊びですね。
公園には誰もいなかったので、そこで始めた。
しばらくすると二人の女の子がやってきた。
近くまでやってきて、「野球、サッカー禁止」の看板を指さした。
「昔も今も女の子は正義感が強いなぁ・・・と。」
どうやら息子と同じクラスらしい。
「打ってみないかい?」
おそらく人生ではじめてバットを握ったのではないかという構えで
下からほおるボールを打ち始めた。
何球目かでバットにボールが当たると、女の子はニコリとした。
「明日、これでおそらく息子は女子からのつるし上げに合わずに済むだろう・・・。(苦笑)」と思う反面
「子供達の自然なやり取りを眺めていたら、今も昔も大して変わらないよなぁ・・・。」と懐かしい気分になる夕方なのでした。